映画英語教育学会 2005年度全国大会発表


実践 タイトル

報告者鈴木政浩(西武文理大学)
<報告の概要>
洋画を活用した英米文学への取り組み

 文学部英米文学科の学生でも、原典を読み進める面白さを味わう機会は必ずしも多くないのが実情である。卒業まで原典にまったく触れることなく卒業する学生も少なくない。
 本発表は、2003年4月から2004年1月まで担当したReading1-A, 1-B(英米文学)の取り組みについての報告である。英米文学は難しくて読めないと考える学生と、William Shakespeare's Romeo + Juliet(Leonardo DiCaprio主演)の視聴、ROMEO +JULIET(スクリーンプレイ社刊)を使ったTranscriptの朗読に取り組んだ。その後、インターネットを活用し、洋画になった英米文学を各自選んで視聴。その後、翻訳書と原典を使いながらレポートを作成した。レポート内容は、原典のあらすじ・作者のプロフィール・映画と原典の違いをまとめた上で、自分のお気に入りの名場面を選び翻訳するというもの。レポートの執筆から、レポートを報告集として全員に配布するまでを報告したい。
(以上大会事務局に提出した報告概要を転載)

資料